前回の文章 4.tagファイルとtaglistプラグイン(その1) はtagについて紹介しました、今回はtaglistプラグインを紹介します。
Eclipseはこういう機能があります:現在開いたソースの変数、関数などの一覧をシンボル ウィンドーに表示し、一覧の項目をクリックすれば、変数定義へジャンプできます。また、一覧を名前順などでソートできます。
Vimはtaglistプラグインを利用して似た機能を提供します。
1.インストール
http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=273 から最新版のtaglistをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを ~/.vim フォルダに解凍します。Windowsの場合は、ダウンロードしたファイルを $VIM/vimfiles または $HOME/vimfiles に解凍します。
Vimで下記コマンドを実行し、taglistのヘルプを作成します。
ヘルプができた後、下記コマンドでtaglistのヘルプが表示できます。
2.設定
taglist は様々な機能を提供しています。私のvimrcは以下のように設定しています。
"taglist
let Tlist_Ctags_Cmd = "/usr/bin/ctags" "ctagsのパス
let Tlist_Show_One_File = 1 "現在編集中のソースのタグしか表示しない
let Tlist_Exit_OnlyWindow = 1 "taglistのウィンドーが最後のウィンドーならばVimを閉じる
let Tlist_Use_Right_Window = 1 "右側でtaglistのウィンドーを表示
map <silent> <leader>tl :TlistToggle<cr> "taglistを開くショットカットキー |
こういう風に設定した後、「:TlistToogle」または「,tl」を入力すれば、以下のように、taglistのウィンドーが表示されます。

右側のはtaglistウィンドーです。中にmain.cの全てのタグ:マクロ、タイプ、変数、関数などが表示されています。タグをダブルクリックして、該当タグのソースへジャンプできます。図のマクロと変数のように、ある種類のタグを折畳んで見やすくなります。ここでよく使う機能を紹介しますが、taglistの詳しくはヘルプを参照してください。
3.設定と使い方
以下はtaglistがよく設定するオプションです。
| Tlist_Ctags_Cmd |
Exuberant ctagsコマンドのパス。PATH変数にExuberant ctagsのパスが入っていない場合、このオプションを設定する必要があります。 |
| Tlist_Show_One_File |
デフォルトは複数ソースのタグを全部表示します、「1」にすると現在編集中のソースだけを一覧に表示します。 |
| Tlist_Sort_Type |
デフォルトは複数ソースのタグを全部表示します、「1」にすると現在編集中のソースだけを一覧に表示します。 |
| Tlist_Exit_OnlyWindow |
「1」に指定した場合、taglistのウィンドーが最後のウィンドー時Vimを閉じます。 |
| Tlist_Use_Right_Window |
taglistのウィンドーはデフォルトが左側で表示しますが、「1」に指定するときは右側になります。 |
| Tlist_Use_SingleClick |
デフォルトはタグをダブルクリックでジャンプしますが、この値を「1」に指定するとクリックだけでもジャンプします。 |
よく使うtaglistウィンドーのショット カット キー
| <CR> |
タグの定義へジャンプ、ダブルクリックと同じ動作 |
| o |
新しいウィンドーでタグの定義を表示 |
| <Space> |
タグのプロトタイプを表示 |
| u |
taglistウィンドーをリフレッシュ |
| s |
ソート順を入れ替える |
| x |
taglistウィンドのサイズを拡大/縮小 |
| [[ |
一つ前のファイルへ |
| ]] |
一つ後のファイルへ |
== 関連ヘルプ ==
:help helptags
:help taglist.txt |
|