楽しくプログラミングには、いい開発環境が不可欠となります。フリーソフトとウェブツールなどの利用を極めて、快適な開発環境を目指します。CentOS 5でWebアプリケーションの開発環境を構築します。
1.ハード環境
開発端末はDell のデスクトップ一台です。DB サーバー、AP サーバー、そしてWeb サーバーとEclipseは全て1Gメモリのパソコンで起動すると、ちょっと遅いですが、なんとかやってきました。
2.ソフト環境
ソフト環境の選択肢はより多いです。
OS:CentOS 5
IDE:Eclipse 3.3
DB:Oracle XE
Web サーバー:Apache
AP サーバー:Tomcat
Mail サーバー:Sendmail
便利なソフトとサイト
・Vim:静的HTMLとSQL作成用、詳しくは Vimでシステム開発 が紹介しています
・Oracle Sql Develop:Oracle Sql のGUI開発環境
・Subversion:バージョン管理
・Basecamp:SaaSプロジェクト管理サイト
3.環境構築
3.1 CentOS 5のインストール
CentOS 5のインストールはこちらを参考しました。これでCentOS 5がインストールされたが、X Windowはインストールされていない。以下のコマンドを実行し、X をインストールします。
| [root@dbsrv ~]# yum groupinstall "X Window System" "KDE (K Desktop Environment)" |
3.2 Eclipse 3.3のインストール
Eclipse をインストール前に、JDK をインストールする必要があります。最新のJDK 6 Update 3 をダウンロードし、インストールします。JDKの設定について、/etc/profile の最後に、下記内容を追加します。
export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.6.0_03
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
export CLASSPATH=.:$JAVA_HOME/jre/lib:$JAVA_HOME/lib:$JAVA_HOME/lib/tools.jar |
Eclipse 3.3 以後はAll in oneのようになりました。公式サイトからEclipse IDE for Java EE Developersを ダウンロードすると、ほかのpluginは殆ど要らないと思いますので、私の端末にはVelocity Web Edit (Velocityの編集用)とSubclipse(Subversion用)しかインストールしていない。また、Eclipse3.3のJavaのコード補完機能にについて、以下のようにメソッドが二 重に表示されているに気になりました。

対処として、メニューの「Window」 → 「Preferences」 → 「Java」 → 「Editor」 → 「Content Assist」 → 「Advanced」 をクリックして、下記画面を開きます。

「Other Java Proposals」のチェックを外します。
3.3 Oracle XE のインストール
公式ページから、Oracle Database 10g Express Edition (Universal) のRPM をダウンロードし、インストールします。また、OracleXEではなく、Oracle10g Release1(Enterprise Edition 30日間トライアル版)を利用した場合、コンテンツ CentOS5上のOracle 10g インストール を参照します。
クライアントは上記ページから、oracle-xe-client-10.2.0.1-1.0.i386.rpm をダウンロードしてインストールします。すると、/usr/lib/oracle/xe/app/oracle/product/10.2.0/client/scripts/runsqlplus.sh から、Sqlplusを起動出来ます。また、tnsnames.ora を作成すると、接続文字列を利用できますので、便利です。tnsnames.ora の作成について、こちらを参照します。tnsnames.ora を利用するには、TNS_ADMIN環境変数を指定します。/usr/lib/oracle/xe/app/oracle/product/10.2.0/client/scripts/sqlplus.sh に以下の2行を「sqlplus /nolog」の一行の前に追加します。
TNS_ADMIN=/usr/lib/oracle/xe/app/oracle/product/10.2.0/client
export TNS_ADMIN
また、こちら から、Oracle Sql Develop をダウンロードし、GUIのSql 開発環境もできますので、お薦めます。
3.4 Apache、Tomcat、Sendmail のインストール
3.4.1 Apache のインストール
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[root@dbsrv ~]# yum -y install httpd
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所有者変更(所有者をuprushとする)
| [root@dbsrv ~]# chown uprush. /var/www/html |
3.4.2 Tomcat のインストール
Tomcat のインストールとApache との連携について、こちらを参照します。インストール時のJAVA_HOME設定は自分の端末に合わせて設定します。
EclipseでTomcatの設定を変えることがありますので、許可を得るように、インストールされたTomcatの所有者を開発ユーザーに変更します、こちらは uprush とします。
| [root@dbsrv ~]# chown -R uprush. /usr/local/tomcat |
3.4.3 Sendmail のインストール
メール関連の開発以外は、メールサーバーは特に要りませんが、興味のある方はこちらを参照します。
3.5 Vim のインストール
| [root@dbsrv ~]# yum install vim-enhanced |
設定と操作などはこちらのコンテンツ Vimでシステム開発 と A Text Editor -- Vim のメモ に書いてあります。
3.6 Subversion のインストールと設定
3.6.1 SVNサーバーのインストールと設定はこちらを参考します。
3.6.2 クライアントのインストール
Subversion の Eclipse plugin をインストールします。詳しくはこちらです。
*1 subclipse 1.2.x をインストールする場合、上記参考ページのStep 6のところ、Subclipseが一覧に出てくるので、「+」で展開して、「Subclipse( plugin)」を選択 (「Integration」は選択しない)ようにします。理由は、「Integration」を選択すると次のエラーが出るので、Buckminster - Subversion support (Incubation) (0.1.0.v20070626) requires plug-in "org.eclipse.buckminster.core".
3.6.3 Proxy 経由外部SVNサーバに接続
Proxy経由で、外部SVNサーバ(例えば協力会社SVNサーバ)に接続した場合、Eclipseのproxy設定ではなく、Subclipseのproxyを設定する必要があります。
Windowsの場合、「C:\Documents and Settings\YOUR_USER_NAME\Application Data\Subversion」 ※2 の下にある servers ファイルを修正します。ファイルの[global]セクションを以下の様に修正します。
[global]
http-proxy-exceptions = localhost,127.0.0.1
http-proxy-host = 192.168.1.x
http-proxy-port = 80
http-timeout = 60 |
上記修正時、コメント符号(#)の後ろの空白も削除しなければ行けません。
※2 パスは「echo %APPDATA%」コマンドで確認できます。
3.7 Basecamp の登録
公式ページ から登録します。紹介はこちらです。
シンプルで、無料版もありますので、私は愛用しています。 |